アーシングのすすめ【中編】~EMS用の電極パッドで就寝中もアーシング~

こんにちは。からあげです。

はじめに

アーシングのすすめ【前編】~ダイソーのバーベキュー金網でアーシングマット~
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前回の「アーシングのすすめ【前編】~ダイソーのバーベキュー金網でアーシングマット~」に引き続いて今回は中編をお届けしよう。

私の場合だと椅子に座っているときはマットでアーシングできるが、寝ているときはマットに足を載せていても、寝返りを打ったり足を動かしたりしたときに外れてしまいアーシングできなくなる。

既製品でアーシングシーツなるものが販売されているが結構高い。思うに肌に直接触れる面積は狭いから(冬は特に)大きなシーツでなくともよいはずだ。
長期で放浪生活をすることもある私は手荷物はできるだけ減らしたい。嵩張るうえに洗濯に気を使うシーツは持ちたくない。

なにか良い方法はないだろうか。2,3日延々と考え続けていたら、良いアイデアが浮かんだ。低周波治療器の電極パッドを使えば良いのではないかと。
ネットで調べてみると、低周波治療器の他にEMS(Electrical Muscle Stimulation)用の電極パッドが使えそうだった。

そういえば今思い出したが、以前禁煙して激太りした時に「アブトロニック」という腹筋に電気刺激を与えて寝ながらでも痩せられるという代物を使ってみたことがあった。結果は腹に火傷をしただけで全く痩せられず。そう、楽して痩せることは非常に難しい。1万円ほどした安っぽい作りの機械は、1月も経たずに壊れて捨てることになった。

伝導性のある電極パッドなら、寝ているときのアーシングにピッタリだ。傷んだら交換も可能。ただし、粘着力が弱くなってくると外れてしまうおそれがある。その弱点を補うために、手首に付けた上からリストバンドを巻いて脱落防止とする。

よし、これで決まりだ。ということで電極パッドによるアーシング道具を自作してみることにした。

 

主な材料

電線(0.5sq)

電極パッドに繋ぐ電線は軽くて扱いやすい0.5sqの配線コード(単線)を使用することにした。
アーシングマットで使用した1.25sqにアース線では太すぎる。

0.5sqはに比べ優しく扱えば、細い0.5sqの電線でも問題ない。

 

EMS用電極パッド

Amazonで使えそうなもので一番安かったものがこれ。
16枚入りで約1,600円で一枚100円。これなら気兼ねなく使える。

裏面の注意書きなど

積水のジェル使用、高伝導で信頼性が高い。そして繰り返し使用可能。汚れて粘着力が落ちてきたら、水洗いすると多少は復活してくれる。(らしい)

1枚のシートに4つ付いている。シートをハサミで切って1つずつに分けておく。

おもて

うら(粘着面)

着脱可能な端子はメーカー毎に違うらしい。端子穴の径は2mm。
本製品はユニバーサルモデルということで多くのメーカーのものと互換性がある。(らしい)

 

リストバンド

セリアのリストバンドでフリーサイズ。1個入り。
ダイソーの2個入りより伸縮性があってフィット感がある。

右の黒い方がダイソーのリストバンド。
こちらもフリーサイズ。
セリアのものと比べるとやや細め。2個入りなのが嬉しい。

 

シールドクリップ(中)

シールドクリップ、ミノムシクリップとも呼ばれるもの。
クリップに絶縁カバーが付いていて電線の脱着が簡単にできる。

色は赤黒のセットで、赤や黒だけというのはなし。

シールドクリップ外観

絶縁カバーを外す

クリップを横から見る

クリップのバネは適度な強さで、挟んだ電線をしっかりと保持してくれる。

シールドクリップ同士を繋げて電線を延長することもできる。

大きさは大中小の3種類あるが、ダイソーバーベキュー金網に付ける場合だと、中が一番扱いやすい。

 

 

就寝時アーシング機器の自作

まずは電線の片方にシールドクリップ中を付ける。こちら側をアーシングマットに繋ぎ、もう片方に電極パッドを付ける。

絶縁カバーをずらし、被覆を剥いた電線を内側から外側に出す。

はんだ付けの前に爪を曲げて電線が抜けないようにする。

はんだをたっぷりと載せてくっつけた。

はんだ付け作業には熱を逃がす放熱クリップがあると便利。

バネの力で挟んだものを保持してくれる。
ピンセット代わりとしても役立つ。

 

はんだの付きを良くするためのフラックス。
用途や材質によって種類が異なるので注意する。

フラックスなしだと、はんだが玉になって全然付かないことがある。

電極パッドの取り付けは、2mmの銅線を繋いで簡単に着脱できるようにしてみる。
手元にあったVVFケーブルの皮を剥いて芯線を出す。

電極パッドの端子に芯線を差してみると、ゆるくて簡単に抜けてしまう。
奥に無理やりねじ込んで固定してみたが、今度は芯線が抜けなくなった。

強引に引っ張って抜くと、端子のカバーが外れてしまった。

端子とカバーのようす

仕方なく皮を剥いた線を差し込んで圧着ペンチでカシメた。

ビニールテープを巻いたものの、見た目がもの凄く不細工だ。

一応、就寝時アーシング機器は完成したが、どうもしっくりこない。
この方法だと電極パッドを交換する度に電線を繋ぎ直す必要がある。

もう一度電極パッドの端子部をよく見る。

端子カバーは要らないが、この端子は活用したい。

試しにシールドクリップで挟んでみた。
するとどうだろう。ピタリとフィットするではないか。

絶縁カバーをずらす。
食いつき十分で抜けることはなし。しかも端子部分が隠れて体に触れても痛くならない。

電線の両側にシールドクリップ中を付けて、片方をアーシングマットに繋ぐ。
そしてもう片方を電極パッドに繋ぐと簡単に着脱できる。これで決まりだ!

 

試しに使ってみる。

手首に電極パッドを貼ってみた。
先にリストバンドを奥に巻いておいた方がやりやすい。

リストバンドを取り付けて、あとは電極パッドの端子をシールドクリップで挟んで繋ぐ。
この接続方法だと、夜中にトイレに行くときもクリップの着脱をするだけでよい。

電極パッドの粘着力は十分あって、リストバンドを巻いておけば外れることはない。

着脱簡単、見た目もスッキリ。
就寝時のアーシング機器の完成だ!

電極パッド、シールドクリップ付き電線、リストバンド。
アーシングマットそばに上記3点あれば、いつでもどこでもアーシングできる。

この方式だと電線を増やして両手首・両足首などに電極パッドを取り付けることも可能。すぐれもののアーシング拡張機能。アーシング効果がより高まる。

 

最終回の後編はアーシング機器のモバイル編をお届けしよう。

 

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